闘牛大会情報
闘牛トピックス

つかさトガイー
(元突撃まなブンブン、9勝1敗)
横綱

(元沖縄 孝龍)

戦闘真優葉
(牛主:幸山真悟、2連勝)
大関
三代目元山竜力号
(牛主:元山典史、2連勝)

【大会の見所】
GW闘牛大会第二日目は、「全島若手オールスター闘牛大会」と銘打つに相応しく、若手軽・中量級クラスの連勝牛同士の取り組みが多い大会となっている。
また、今大会前には伊仙闘牛場が改装され、常時使用されている闘牛場としては島内で最も狭いと言われていたリングが一回り広くなった。これまでは、速攻牛に有利と言われていたが、その影響がどれだけ出るかも楽しみである。
注目は、小さな兵隊号対大剣の指名特別戦。連勝牛同士の対戦が揃い踏みする、竿津脇隆盛号対正慎剛竜白銀丸の関脇戦。戦闘真優葉対三代目元山竜力の大関戦。つかさトガイー対闘鬼の横綱戦であろう。今後の徳之島闘牛界を担う若手牛が星の潰し合いをする。少々もったいない気もするが、これも激戦地、徳之島闘牛界の定めと言える。闘牛ファン必見の大会である。

〈横綱戦〉つかさトガイー vs 闘鬼
徳之島で突撃まなブンブンとしてデビューから2連勝、その後惜敗して宇和島に移籍。新天地で勝ち星を重ね、故郷に凱旋。本年正月大会で復帰デビュー戦を飾ったつかさトガイー。
対する闘鬼は、沖縄で孝龍としてデビューから3連勝の実績を引き下げ、昨年徳之島にトレードされた。今大会の横綱戦で、徳之島デビューを果たす。
キャリアの差で考えればつかさトガイーが有利と言える。が、一方の闘鬼も、沖縄で軽量級チャンピオンの座に着いた戦歴で上回る相手に勝利した実績を持つ。
徳之島でも実績を持つつかさトガイーに対し、徳之島初場所の闘鬼がどのような戦いぶりを見せるか。先にどちらが仕掛けるかに注目したい。闘鬼が先に仕掛け余裕を持ってつかさトガイーが受け返せば徐々に自分のペースに持って行き、角カケからの速攻、腹取りを決めると予想される。対する闘鬼は、場所の雰囲気に呑まれることなく、相手の出方を伺うことができれば、有利な展開に持ち込める。互いの駆け引きが勝敗を左右する、闘牛通をうならせる攻防が見込まれる熱戦となりそうである。
〈指名特別戦〉小さな兵隊号 vs 大剣
闘牛産地の八重山で生まれ育ち、徳之島デビューから2連勝の小さな兵隊号。見た目の派手さはないが、守りが巧みで、ここぞとあらば勝機を逃さない速攻を決め、勝ち星を重ねている。
対する、大剣は昨年秋の大会で見事な速攻を決めて初陣を飾り、一躍その名を知らしめた。
互いに、これまでの対戦でその実力を十分に発揮しているとは言えない。今大会では、その力を示せるのではないか。速攻からの腹取りの応酬となることが予想されるが、リングが広くなっている分、簡単には勝敗は決まらないであろう。小さな兵隊号は、守りの上手さも見せているが、大剣がどれだけ相手の攻めをしのげるかに注目したい。それぞれの武器(角)を有効に活用し、勝機を見逃さず、速攻・腹取りを決めれば勝負あり。小型牛ならではなの、リング狭しと動き回る激しい攻防が期待される。

平成19年
GW大会
4月29日大会 5月3日大会 5月4日
午前大会
5月4日
午後大会
5月5日
全島一大会
同結果 同結果 同結果 同結果 同結果

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